2025年6月13日、警視庁サイバーセキュリティ対策本部の方(3名)が本学に来校され、経営情報学部 樋笠准教授とゼミ生5名のフィッシング対策活動における貢献に対して、記念品および参加賞の贈呈が行われました。
樋笠准教授とゼミ生5名は、2025年1月から3月にかけて開催された「フィッシングサイト撲滅チャレンジマラソン」に、サイバー防犯ボランティア団体「多摩CCPU*」として参加し、樋笠准教授は敢闘賞を、学生は参加賞を受賞しました。
これらの記念品は、主催団体であるJC3(日本サイバー犯罪対策センター)から警視庁を通じて届けられたものです。
多摩CCPUのメンバーは、期間中、毎日平均2件近い海外フィッシングサイトの通報と、サイトのテイクダウン実績を積み重ね、その取り組みが高く評価されました。
また、当日は多摩CCPUの代表である樋笠ゼミ大林愛礼さん(4年生)が、違法書き込みの通報活動、薬物・闇バイトに関連するハッシュタグ分析などの実践的な取り組みを発表。これらの成果をまとめた報告書を警視庁に提出しました。
多摩CCPUは、警視庁のサイバーボランティア登録団体として、また多摩稲城防犯協会からの委嘱を受け、防犯活動にも力を注いでいます。
今後も地域と連携しながら、学生主体のサイバー防犯活動を積極的に展開していきます。
* 多摩CCPUは、多摩大学経営情報学部の樋笠ゼミによって2023年12月に設立されたボランティア団体です。
分析結果を報告
敢闘賞のメダルを受け取る樋笠准教授
ゼミを代表して参加賞を受取る大林さん
警視庁の方と一緒に、「おめでとうございます」