9月5日から台湾での留学生活が始まり、1月までの長期留学のため、まだ始まったばかりだけど、これまでの約3週間でも、日本とは異なる環境の中で多くの経験をすることができた。
初日は、空港に到着してからeSIMの登録をしようとしたが、現地の学校には台湾で使える電話番号が必要だと分かり、急遽桃園空港で別のSIMカードを購入することになった。また、集合時間も予定より大幅に遅れ、空港を出ることができたのは午後4時過ぎだった。初日から予想外の出来事が続いたが、これから始まる台湾での生活に対するワクワク感も大きかった。
現地の大学では、これまでに「English Conversation」「English Pronunciation Improvement」「English Listening and Speaking」「Tourism English」など、さまざまな英語の授業を受けた。日本の授業と比べてグループワークやディスカッションがとても多く、授業中に英語を使って自分の意見を伝える機会がすごく多い。最初は英語で言いたいことがすぐに出てこなかったり、簡単なことでも説明するのが難しかったりすることもあったけど、毎日英語を使っていることで、少しずつ会話に慣れてきたと思う。
「English Conversation」では、先生や学生同士で質問をしあうことが多い。私が日本で英語を話すときには、間違えていないかなど考えてから話すことが多かったけど、台湾の授業ではすぐに答えなければいけない場面も多いため、完璧な英語じゃなくてもまず話してみることが大切だと感じた。実際、教授が、英語を話せなくても、完璧な英文じゃなくてもいいからとにかく英語で積極的に話すことが大切と言ってくれたので、私は、教授と話す際も、現地の学生と話す際も翻訳機を使わないで積極的に話すことを心掛けている。友達と話しているうちに、最初は言えなかったことが少しずつ言えるようになるのがかなり嬉しかったし、成長していると感じた。
「English Pronunciation Improvement」では、発音を練習したり、先生に発音を直してもらったりしている。自分では正しく発音しているつもりでも、実際には違っていた部分もあり、それこそ現地の学生と会話をした際に、私の発音がよくなくて伝えたいことが伝えられない場面がかなり多かった。その度に現地の学生が正しい発音を教えてくれるため、少しずつ正しい発音を意識して話せるようになってきた。
「English Listening and Speaking」では、英語の動画や音声を聞いて、その内容について答えたり、自分の意見を話したりする授業で、聞き取れない部分もまだ多く、最初は何を言っているのか分からないこともあったが、何度も聞いたり、友達と答えを確認したりすることで、少しずつ聞き取れるようになってきた。また、聞くだけではなく、その内容について自分の考えを英語で話す必要があるため、リスニングとスピーキングの両方を練習することができている。授業を受けながら現地の学生と仲良くなることもできたから、分からない単語があったときに友達に教えてもらったり、逆に自分が知っている日本のことを教えたりすることもあり、授業の中でも自然に交流することができている。
また、「Tourism English」では、観光に関する英語を中心に学んでいる。観光地を紹介するときに使う表現など、普段の英会話とは少し違い、場面を想像しながら英語を使うため、実際に外国人と話すときにも役立ちそうだと感じている。この授業では、観光地に行っている観光客のYouTubeを見て、それについてグループディスカッションを行うことが多い。
また、台湾の大学では宿題の量が日本と比べてかなり多いことにも驚いた。本を一冊読んで問題に答える課題や、リスニング、ブックレポートなどがあり、6時間以上かけて宿題をした日もあった。お出かけや旅行などの予定があるときには、その前に宿題を終わらせる必要があり、とても大変だと感じた。特に、授業で習ったことをその日のうちに復習したり、次の授業までに課題を終わらせたりする必要があるため、日本にいるときよりも勉強する時間が増えたと感じている。しかし、大変な分、授業で習った英語を繰り返し使うことができるので、英語は自分が思っているよりも成長しているのではないかと思っている。今後は、授業や課題だけでなく、友達と遊んだり旅行したりする時間も大切にしながら、計画的に勉強を進められるようにしたい。
授業以外では、現地の学生との交流も積極的に行っている。現地の学生にバイクで送ってもらったり、一緒にジムに行ったり、コンビニで2時間ほど英語で会話をするなどして、現地の学生と積極的に交流をしている。台湾に来てまだ一か月もたっていないのにたくさんの友達ができたことに驚いた。英語だけでなく、中国語を教えてもらう機会もあり、教室の中だけではなく、実際の生活の中で言語を学ぶことの楽しさを感じている。
また、台湾の文化を知る機会も多くあった。埔里では現地のローカルフードを食べたり、台中ではナイトマーケットや買い物を楽しんだりした。また、大学のサークルの発表会を見る機会もあり、学生が作詞作曲した歌や、さまざまな国の文化を取り入れたパフォーマンスを見ることができた。実際に現地で生活することで、日本にいるときには気づかなかった台湾の文化や人々の生活を身近に感じることができている。
生活の中では、現地の人の優しさを感じることも多かった。ルーローファンを注文して食べた際、飲食店の店主が親切に接してくれて、名前は忘れてしまったが、ほかのご飯をサービスしてくれた。また、ネイルサロンではサロンで使われているシャンプーをプレゼントしてくれて、タピオカもサービスしてもらった。また、病院へ行く際に現地の学生がバイクで送ってくれたこともあり、人とのつながりの温かさを感じた。一方で、台中へ行った時に携帯電話のフィルムを購入した際には、よく分からないままフィルムを貼り替えられ、想定していなかった料金を請求されるという経験もした。海外で生活する中では、周りの人に頼るだけでなく、自分自身で状況を判断することも大切だと学んだ。
約3週間の生活を通して、特に成長したと感じるのは英語でコミュニケーションを取る力である。留学前は、英語を話すことに不安があり、自分の言いたいことをうまく伝えられるか心配だった。しかし、授業だけでなく、友達との会話や買い物、旅行など、実際に英語を使う場面が増えたことで、少しずつ自信がついてきた。最近では、相手の言っていることを理解し、自分が思っていることも英語で伝えられる場面が増えている。
まだ留学生活は始まったばかりで、長期留学ということもあり、これからさらに多くのことを経験できると思う。今後は英語での会話力をさらに伸ばすことはもちろん、中国語も少しずつ身につけたい。今回の留学を通して、語学力だけではなく、自分から行動する力や異なる環境に適応する力も身につけ、帰国する頃には、今よりも成長した自分になれるように頑張りたいと思った。





