藤沢市・多摩大学グローバルスタディーズ学部共催の令和5年度市民講座「グローバルな視点を持って地域を考える」の第2回を9月9日(土)に開催しました。グローバルスタディーズ学部の今村康子准教授より、「『心を動かす顧客体験』を生むホスピタリティの極意」をテーマに、元客室乗務員(CA)である自身の経験などを基に、近年のサービスの潮流、ホスピタリティの起源や考え方、CAの現場での「おもてなし」の実践について話がなされました。
CAの「おもてなし」については、近年、教育機関との共同研究により科学的な分析がなされ、「接客過程モデル」が導出されていることにも触れられ、今後のサービスには「デジタル」と「人」の分担が重要になるだろうという指摘もありました。
受講者の方からは、「実務経験に基づいた具体的な話でわかりやすかった」、「サービス業に携わる者にとって参考になり、今後の活動への勇気と意欲が湧いてきた」などの声をいただくことができました。