2021年5月28日(金) アクティブ・ラーニングプログラム「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」の事前学修③を行い、ロールプレイング実践を行いました。
今回は、多摩信用金庫(本店:東京都立川市、理事長:八木敏郎氏)の職員の方(2名)をお招きし、企業訪問時の挨拶、資料の受け渡し、会話をする際の姿勢や言葉遣い等、ビジネスマナーについてご指導を賜りながら、取材にご協力をいただきました。
学生は、事前に取材企業の情報収集をした上でインタビューの内容を考え、自己紹介用の配布資料も準備万端にして授業に参加しました。その場は、緊張感が漂っていましたが、学生は、落ち着いた動作で「多摩地域の学生へ望むこと」、「融資のこと」、「連携協定の活動内容」等について質問をしていました。
同金庫の職員の方からは、「多摩地域についてもっと知って欲しい」、「熱意ある経営者に融資をしたい」、「地元の方とのネットワーク作りをし、連携先と情報交換をすることで地域課題に取り組んでいる」等、学生が理解しやすい、とても丁寧なご回答をいただきました。
会話が進む中、学生が「プログラムに参加した理由」や「住んでいる町の不便なところ」等について質問を受けると、その場が和やかな雰囲気になり、「相手との共通の話題を見つけることで共感を得ることができ、会話が弾む」という気づきを得ることができました。
授業の最後には、「相手が回答しやすい質問を準備し、自分の体験を交えて会話に共通点を探すといいですね」といった実践的なご提案や「帰り際の挨拶まで配慮できるとインタビュー全体が成功につながります」といったお心配りのあるアドバイスをいただき、社会人としてビジネスマナーを身につけておくことが、人との信頼関係の構築につながるということを学びました。
授業の始まり
アイスブレイク:知っている金融機関を挙げる
名刺交換の様子
インタビューの様子
アドバイスをいただいている様子(1)
アドバイスをいただいている様子(2)