10月19日(土)午後、グローバルスタディーズ学部(以下「SGS」)がある藤沢市六会地区において、「ぶらりごみ拾い in 六会 2019 ~ポイ捨て無くし隊ふじさわ大作戦~」が行われた。5月にSGSと日本大学生物資源科学部の学生が実行委員会を組織し、藤沢市環境事業センターとともに準備してきた地域連携イベント。4年目を迎えた今回は、前日から当日早朝まで強い雨が降り、開催が危ぶまれたが、9時にはほぼ雨も上がり、予定通り実施の決定がなされたもの。曇天で湿度はやや高目だが、穏やかな一日となった。
近隣の高校、中学、市民団体、民間企業、藤沢市職員等を含む29チーム、約150人(SGSからは留学生チーム7人を含む9チーム32人、日大からは馬術部6人を含む1チーム7人)が参加。SGSの学生実行委員10人を始めとする運営関係者等を含めた総参加者数は約200人に昇った。
今年は、「ふじさわ夢チャレンジ2020」(藤沢市が主催する健康増進プログラム。参加スタンプを集めてオリンピック・パラリンピック関連グッズプレゼントに応募)の対象事業となるとともに、初めて協賛企業を得た。
13時より日大で行われた開会式では、冒頭、司会の実行委員・SGS 2年佐藤雪乃より、大会の性格の説明と、協賛企業(株)ロピアの紹介が行われ、ロピア人事採用担当・遠藤氏より挨拶があった。
実行委員長・日大生物資源科学部3年谷口潤多による主催者挨拶から始まり、宮治正志・藤沢市副市長による歓迎挨拶が行われた。また駆け付けた藤沢市議会の北橋節男議員と永井譲議員が紹介され挨拶があった。
引き続き藤沢市分別戦隊3Rsによるパフォーマンス、また、ふじキュン♡、藤沢市資源循環協同組合のマスコット・エコリの紹介が行われた。引き続き、実行委員・日大馬術部4年磯野太、同2年平山直人によるルール説明、コース説明と進み、藤沢市立六会中学校美術部2年小野晴楓さん、沓名茉莉香さんによる力強い宣誓が行われた。
藤沢市保健医療財団・小室壽子さんの指導による全員でのストレッチの後、実行委員会顧問・山下正道日大准教授のスタート号令により出発。約1Km離れたSGSまで、1時間で最も多くのごみを集めたチームが優勝というルールで行われた。
ゴールとなったSGSの中庭では、参加者全員に夢チャレンジの応募はがきを配布するとともに、ロピア職員の指導の下、SGS学生が下準備し、環境事業センター職員らと調理した、肉たっぷりの焼きそばが参加者に振舞われており、閉会式までの間SGSの中庭は談笑の場となった。
計量後の15時から佐藤の司会で行われた閉会式では、副委員長・SGS 2年礒淵泰果から、まず特別賞4賞のうちロピア賞受賞者として外国人実習生が頑張ったシロキ工業・湘南ユニテックチームが紹介され、ロピア惣菜部の森川和洋氏(今春のSGS卒業生)から賞状と副賞(ロピアブランド食品詰合せ)が贈られた。続いてSGSの非常勤講師でもあるDJ Haggy(萩原浩一)さんからのDJ Haggy賞のうち、えのすいペアチケット1組は楽しそうに拾っていた六会中学校Bチームに、伊豆・三津シーパラダイスペアチケット1組はボランティア精神を発揮した藤沢工科高校ボランティアチームに、それぞれ谷口委員長より贈られた。同様に敢闘賞(菓子詰合)は、さすがは環境に優しい藤沢市地球温暖化対策地域協議会チームに贈られた。
続いて、今年からチーム当たりの拾ったごみの重量で決められた順位の上位3チームが礒淵副委員長から発表され、谷口委員長から表彰された。1位:藤沢市興業公社(12kg)、2位:藤沢市資源循環協同組合(11.5kg)、3位:藤沢翔陵高校Bチーム(9.6kg)。この上位3チームには、併せて副賞として多摩大ロゴ入り革製名刺入れと日大農場特製レトルト食品が贈られた。
最後に、副委員長・SGS 2年萩原汐海と安田震一多摩大学副学長兼SGS学部長より参加者への感謝と来年のこの大会での再会への期待が述べられ、無事閉幕した。
なお閉会式後、player等として本大会に参加し運営に尽力した日大馬術部が厩舎を公開し、参加者が馬と触れ合う機会が提供された。
集められたごみ計82.4kg。参加者の皆様、協賛下さった(株)ロピア様、大変ありがとうございました。
10月11日J:COM Daily News
委員長挨拶
副市長挨拶
多摩大チーム
焼きそば調理
ロピア賞(シロキ工業・湘南ユニテック)
閉会挨拶
実行委員会
後片付けの皿洗い