2025年7月から12月まで、タイのチュラロンコン大学に交換留学をしている学生からの留学レポートです。
1. 授業について
講義がメインの授業もありますが、課題に関しては個人よりグループ課題が多くあり、クラスメイトとよく協力することが必要となります。日本の授業との大きな違いは講義内でのグループワークに比重が大きいことです。毎授業3時間あるうちの1時間半をグループワーク・発表に費やしていました。
Juvenile delinquencyは人類学の分野に属する講義であり、毎回グループワークを通じて、学んだ理論を実際の事件に適用する実践的な内容になっています。少年犯罪の事例を社会構造や文化的背景から分析することで、どうしてその事件が起きたのかを理論的に考える内容になっています。議論を通じて他者の視点を知ることもできるのが面白いです。授業の進め方も、講義とグループワークのミックスがいいバランスで、おすすめの科目です。
2. 生活について
大学が所有する学生寮に滞在していました。寮からキャンパスまでは、15分おきにバスが出ていたため通学に便利でした。
9:00~12:00 授業
12:00~13:30 ランチ
14:00~17:30 課題
18:00~21:00 部活
留学生活中は日本での生活より自由な時間が多くあるので、いかにその時間をうまく使うかに苦労しました。
3. 留学を通して学んでいること
留学生のみならず、現地の学生も流暢な英語を話すので、とても良い環境に身を置けたなと思います。また、隣国出身(ミャンマー等)だったり地方出身者も多くいたので、その友人から聞ける話が新鮮で、面白く学びになりました。
人間関係の広がり
学生団体やボランティアを通して、同じ大学ではない多くの学生とつながる機会がありました。また同じ大学生のみならず様々な環境にいる人とつながる機会がありました。
自分の成長を感じる瞬間
将来について考えるタイミングで、想像できる範囲が広くなったことです。出会う人、聞いた話、またこの環境に来ていなかったらありえなかったことだと思います。
4. チャレンジしていること / 乗り越えたこと
コーヒーやティー等ほとんど全ての飲み物に砂糖が入っていることです。飲み物を注文するときは、いつも砂糖なしか控えめで注文しました。
勉強の難しさ
英吾での読み物が圧倒的に多かったのが大変なことでした。
5. 現地での活動やハイライト
参加しているクラブやイベント
Rowing clubに所属していました。自分にとっては完全に新しいスポーツでしたが楽しかったです。
旅行や週末の過ごし方
一人で旅行に行ったり友人と週末、登山に行ったりしました。旅行先では現地の方と容易に仲良くなれるのがタイの国民性だなと感じました。
6. これから留学を検討している学生へのメッセージ
実際に、新しい環境に行ってみることで見えるものが変わってくると思います。留学が成功、失敗どんな形に終わるとしても成長できる機会になると思います。



