2025年10月から2026年3月まで、シンガポールのナンヤンポリテックに交換留学中の学生から留学レポートが届きました。
1. 授業について
授業は、1回50分、20人弱のクラスで行われています。基本的にはスライドを用いた講義形式ですが、毎回授業の初めにKahootを使ったクイズ形式で復習と解説が行われる時間があります。
成績評価については、私は期末テストのない授業を選択しており、3回ほどある課題と出席によって成績が決まるため、日々の取り組みが大切になっています。
私のとっている授業はすべて3時間連続の授業ですが、進み具合によって休みが多く取られたり、先生からお菓子が配られるなど柔軟なスタイルです。先生方もとても気を遣ってくださるので、リラックスして受講しています。
2. 生活について
NYPの敷地内にあるマンションで、6人での共同生活を送っています。日本人とイタリア人、ドイツ人、フランス人という構成です。人数が多く、1人の時間を作ることができないので、とても大変です。
食事は、部屋にあるキッチンで作り置きをしたり、学食や外食を利用しています。シンガポールには、ドン・キホーテ、ダイソーなど日本でもなじみのチェーン店が多数あり、気軽に日本のものを手に入れることができるのでとても生活しやすいです。
月水金の午前中に授業があるのですが、フリータイムがとても多いので、自由度の高いスケジュールで過ごしています。友人たちと買い物をしたり、1人の時間が欲しいので公園に出かけたりしてリフレッシュしています。
3. 留学を通して学んでいること
授業だけでなく、寮生活や日常生活のすべてで英語を使わなければならない環境にあるため、英語力は向上していると実感しています。
人間関係においては、同じ授業をとっているシンガポール人の友人やルームメイト、同じマンションにいる他の留学生たちと交流する機会が多くあり、人とのつながりが大きく広がっていることを実感しています。
4. チャレンジしていること/乗り越えたこと
事前にシンガポールについて調べていたこともあり、国に対するカルチャーショックはあまりありませんでした。しかし、ルームメイトとの共同生活においては、キッチンや部屋、シャワールームの使い方などの違いに関して大変なことがありました。
幸い、設備の故障などのトラブルに関しては、すぐに修理に来てくれるため、特に大きな問題なく過ごせています。
5. 現地での活動やハイライト
留学中のハイライトの一つは、ルームメイトと行った旅行です。シンガポールからフェリーで1時間ほどで行けるインドネシア、ビンタン島です。
シンガポールに来るまで知らなかった島でしたが、海がとてもきれいでご飯もおいしく、最高の思い出となりました。
週末は、シンガポールでできた友人たちと買い物や食事に行ったり、サッカー観戦をしたりして過ごしています。シンガポールは国土が非常に小さく、公共交通機関も非常に安いので、寮のあるNYPからも気軽に様々な場所に移動できるため、観光や散策がしやすい点も魅力です。
6. これから留学を検討している学生へのメッセージ
シンガポールは非常に治安が良く、日本でもよく見かけるチェーン店が多くあるため、日本人の留学先としては生活環境が整っており、ストレスなく過ごしやすい国だと思います。
ただ、留学先の滞在方法がホームステイなのか、寮生活なのか自分にとってどちらがあっているのかよく考えて選ぶのが良いと思います。







