2025年7月31日(木)、多摩大学多摩キャンパスにて「2025年度 第1回 Student Research Conference(SRC)」を開催しました。SRCは、経営情報学部の学生がホームゼミでの研究成果を発表する場として、毎年夏と冬の2回実施しています。
今回のSRCでは、100件を超える卒業研究や論文が発表されました。
テーマは「シェアサイクル・電動キックボードの社会的受容性」「多摩地域の空き家利活用」「防災福祉に関する教材開発に向けた文献研究」「自分ごとの政治学」など幅広く、学生たちが多様な視点から社会課題に取り組んでいる様子がうかがえました。
質疑応答では、発表を聞いた学生から研究の背景や今後の展望、地域との関わりについて活発な質問がありました。
教員からは「研究の社会的な意味をより掘り下げてほしい」「自分ならではの切り口で調査研究を進め、次回はより魅力的な発表を期待しています」とのアドバイスがあり、研究をさらに発展させるための学びの機会となりました。
また、パネルディスカッションでは「日本版後悔・追求者尺度と社会考慮尺度との関連についての調査」などをテーマに、学生と教員との意見が交わされました。
本学では、今後もSRCを通じて学生の探究心を育み、地域社会や学術に貢献する研究活動を支援してまいります。
第1回SRC研究発表とパネルディスカッションの様子