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第2回「ホスピタリティ観光セミナー」を開催

[2023年7月14日]

鎌倉市と鎌倉市観光協会、多摩大学グローバルスタディーズ学部との包括連携協定に基づき、7月6日(木)、鎌倉芸術館にて、第2回「ホスピタリティ観光セミナー」を開催いたしました。今回は、本学グローバルスタディーズ学部 田中孝枝准教授が「ポストコロナの中国観光」をテーマに講演いたしました。

講演では、中国観光のインパクト、訪日インバウンド観光のマーケティング戦略、中国観光の重要性について、社会および文化的な視点から述べられました。ポストコロナの中国観光では、2つのトレンドとして郷村旅行(Rural Tourism)、寺廟巡りについて言及しました。

中国は2019年時点で国内旅行者数、海外旅行者数ともに世界一の観光大国です。国際観光支出の約5分の1は中国人観光客によるものとなっています。中国が国際観光に与える影響は大きく、日本の観光現場も中国と向き合うことを避けることはできません。世界各地の街並みや娯楽施設が「中国人好み」に開発されているように、観光を動かす中国的な論理を理解することは、世界の観光動向を読み解くことにもつながります。ポストコロナの中国観光のトレンドを紹介し、今後のインバウンド観光について考えることが今回の講演の主旨でした。
中国(人)の移動はコロナ後の世界の観光業にとって追い風になることは間違いなく、今後国際線の便数が2019年のレベルまで回復するかがポイントなります。

後援:鎌倉市、鎌倉市観光協会、鎌倉商工会議所

  • 田中孝枝 准教授
    田中孝枝 准教授
  • セミナーの様子
    セミナーの様子
  • 会場の様子
    会場の様子
 

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