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アイサーチ・ジャパン(国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター)と多摩大学が連携し、ビーチクリーンアップin由比ヶ浜を実施

[2021年12月21日]

12月12日、アイサーチ・ジャパン(国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター)と連携、代表相良菜央様と同団体所属の学生3名、本学経営情報学部学生(3名)と梅澤佳子教授(産官学民連携委員)と職員2名が参加し、本学学生社会ボランティアコーナー主催のビーチクリーンアップin由比ヶ浜を実施しました。

同団体は、オーストラリアの非営利団体ICERC(International Cetacean Education Research Center)の姉妹団体として1991年に設立し、「国際イルカ・クジラ会議」開催や伊豆諸島・御蔵島での野生イルカ調査、小笠原での自然体験などの活動に取り組んでいる、イルカ・クジラと自然の素晴らしさ・大切さを伝えている環境団体です。

当日は、相良様からクジラの生態や海でのごみ拾いのルールまた、SDGs(持続可能な開発目標)14の目標「海の豊かさを守ろう」についてご講義いただき、その後ごみ拾いを行いました。参加者は海岸の「マイクロプラスチック」と呼ばれる微小なプラスチックの多さに驚き、それらが生体に与える影響が問題視されていることについて意見交換をしました。マイクロプラスチックの問題以外にも、たばこのフィルター、農業用ビニールの処理問題、廃プラスチック問題に関する輸出処理、海洋汚染、再生可能な有機資源となるバイオマスプラスチックの導入などについて様々な意見が出ました。

参加者からは、「今は、プラスチックをできるだけ使わない、環境中に流出しないようにすることが大切であるということを感じました」、「一番重要なことは、人々の意識を高めることであるため、日ごろの生活の中で出来ることから対策していきたいと思います」との感想がありました。

最後に相良様から参加した学生たちへ「多様な交流活動が可能な学生時代だからできることがたくさんあります。ぜひ、自身の経験値を高める活動を行ってください」とのメッセージをいただきました。

アイサーチ・ジャパン(国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター)ホームページ
https://icerc.org/

  • アイサーチ・ジャパン代表相良菜央様
    アイサーチ・ジャパン代表相良菜央様
  • ごみ拾いの様子
    ごみ拾いの様子
  • 集めたプラスチックや産業系のごみ
    集めたプラスチックや産業系のごみ
  • 集合写真
    集合写真
 

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