6月24日(木)「経営情報論Ⅰ」(担当教員:小林英夫、内藤旭惠)の授業にゲスト講師として「三井情報株式会社」(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野謙吾氏)シニアコンサルタントの高瀬恭太郎様をお招きし、ご登壇いただきました。
同社から3人目となるゲスト講師の高瀬様から、デザイナーの発想や態度に学ぶ「デザイン思考」をテーマに、「デザイン思考が注目されている背景」「産業におけるデザイン(デザインの変遷)」「デザイン思考の実践とワークショップ」の3つのトピックスに沿って解説いただきました。
さらに、「顧客にとっての商品価値の捉え方」「デザインの定義」「デザイナーの態度(大切にしていること)」等についてとても分かりやすくご説明をいただき、デザイン思考の実践では「問題発見と問題解決のつながりの中で拡散と収束を意識することが重要」「デザインの要素(観察、発見、発想)をふまえてワークショップを組み立てる」とのお話をいただきました。
最後に「明日から自分の半径3メートルを意識して観察してみてください。そして、五感をフルに働かせ、誰も気づくことのできないたった1つのおもしろいものを発見してください」とのメッセージをいただきました。
小林教授からは「多摩⼤学経営情報学部では、産業社会の問題解決の最前線に立つ力の育成を重視していますが、解決策にたどり着くには、やはり「思考」錯誤が必要であるということにつながります」とのコメントがありました。
ゲスト講師の高瀬恭太郎様
授業の様子
講義の様子については三井情報株式会社のウェブサイトでもご紹介されています。
https://www.mki.co.jp/news/information/20210712_1.html