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「プレゼミⅠ」の授業に「京王電鉄株式会社」開発事業本部プロジェクト推進部橋本プロジェクトチームの方々がゲスト講師としてご登壇

[2021年6月30日]

6月9日(水)「プレゼミⅠ」(担当教員:中村その子、出原至道、長島剛、石川晴子)の2クラスの授業にゲスト講師として「京王電鉄株式会社」(本社:東京都多摩市)開発事業本部プロジェクト推進部橋本プロジェクトチームの3名の方々をお招きし、ご登壇いただきました。

ゲスト講師の方々が所属する京王電鉄株式会社は、「住んでもらえる、選んでもらえる沿線」づくりを行う役割を担っております。令和9年にリニア中央新幹線の品川-名古屋間の開業が予定され、京王相模原線の橋本駅付近に「神奈川県駅(仮称)」の設置が計画されています。それに伴い橋本駅前地区の周辺整備が進むことが予想されていることから、相模原市の概況についてご説明があり、現在抱えている街の発展課題についてお話をいただきました。

質疑応答では、学生から「他社との差別化やシビックプライド(都市に対する誇りや愛着)」について質問があると、「地元の商店街の方との連携を大切にし、エリア全体で集客することを考え、その街に合った開発の提案をしています。また、各沿線には街の役割があり、ライフステージで変化していくため、住んで良かったと思ってもらえる街づくりを考えることが必要です」との地域への愛着心が伝わるコメントをいただきました。

「コロナ禍で変化したことはありますか」との質問には「人を惹きつける魅力ある街づくりのためにどうやって集客すべきなのか発想を転換する機会となりました。またコロナ禍における鉄道の役割についてあらためて考えることができました」とのこと、視点を変えて物事を見ることで新しい発見と理解が進むことを教えていただきました。

今回の授業を受けて「プレゼミⅠ」の授業では、社会課題解決のためのシリアスゲームの作成に取り組みます。最後に、出原教授より「立場の違う人々が、何かをしようとしたとき、理解を深められるようなゲーム作りをしたいと思います」とのコメントがありました。

  • 京王電鉄株式会社のご紹介
    京王電鉄株式会社のご紹介
  • 授業の様子
    授業の様子
  • 相模原市のご紹介
    相模原市のご紹介
  • 質疑応答の時間
    質疑応答の時間
 

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