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開南大学夏季中国語・台湾文化研修(台湾)体験談
経営情報学部 M.Y. (2024年度夏休み)
2025年4月30日
■短期留学に参加した目的
もともと外国に興味があり、大学生のうちに一度は海外に行きたいと考えていました。そんな中、大学からのお知らせでさまざまな留学プログラムが紹介されていました。その中に2週間の短期留学(台湾)プログラムがあることを知りました。台湾は日本からも近く、親日的な人々が多いと聞いていたため、初めての海外には最適だと感じました。
■参加したプログラムの良かった点
今回の台湾留学で最も良かった点は、二つあります。まず一つ目は、2週間という短い期間で台湾の有名観光地をほとんど訪れることができた点です。午前の授業が終わった後、昼食を食べてすぐにバスに乗り、観光地へ向かうという、とても充実した生活を送ることができました。観光地を巡ることで、台湾の文化や歴史に触れることができ、旅行だけでは味わえない学びが得られました。
二つ目は、常に現地大学生のチューターがつきっきりでサポートしてくれたことです。私は中国語をほとんど話せなかったのですが、年齢が近い台湾の学生が日本語と中国語の両方を話せるため、言葉の壁を感じることなく安心して過ごすことができました。チューターがいてくれることで、日常の困ったことやわからないこともすぐに解決できました。
■留学前の準備
出発前に、現地の文化や習慣、そして台湾に住む若者たちが今楽しんでいるものについて調べることにしました。特に、インターネットだけでなく、InstagramやTikTokといったSNSを活用しました。
SNSには情報の信憑性に疑問を感じる内容も多いため、情報の中には嘘や誤解を招くようなものもあります。そのため、良い情報を取り入れつつ、怪しい情報についてはうのみにせず、自分でしっかりと見極めながら調べることを心がけました。
■自由時間や休日の過ごし方
8:00 | 起床 |
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9:00 – 12:10 | 授業(中国語基礎) |
12:00-13:00 | 休憩 |
午後 | 文化体験プログラムに参加 / 観光地巡り / 台湾の学生と交流 |
中国語の授業は、アウトプットが中心で、発音練習、体を使って遊びながら学んだり、ペアワーク、グループワークが多く、先生によく当てられます。最終日には、中国語で学習成果発表会を行いました。
■現地での住まい
開南大学の学生寮に宿泊しました。寮内には台湾の学生も多く、よくすれ違うことがありました。部屋は4人1組で、男性用の階と女性用の階に分かれています。給湯器、炊飯器、冷蔵庫、電子レンジなどの設備はすべて共用となっていました。
■留学前と後の変化
渡航前は失敗を恐れ、わからないことがあってもそのままにしてしまうことが多かったですが、「なんとかなる!」という気持ちでチャレンジを楽しむようになり、恐怖心が減り、新しいことに対して挑戦しやすくなりました。
台湾の人々は、親日的で優しいというイメージ以上に、非常にフレンドリーで人懐っこく、2週間という短い期間にも関わらず、現地の学生と親しくなり、楽しい時間を過ごせました。渡航前のイメージ以上に良い経験ができました。
■留学について全体的な感想
今回が初めての海外で、短期留学を通じて視野が広がりました。毎日が刺激的で、行って後悔はゼロです。これからは、積極的に日本の外に目を向け、さまざまな価値観や文化に触れていきたいと思っています。
■これから留学する方へのメッセージ
渡航前は「たった2週間で何が変わるの?」と言われることもありました。しかし、たかが2週間、されど2週間、この短い時間は、私にとってかけがえのない経験となりました。
もし少しでも日本の外の世界に興味があるなら、迷わず挑戦してみてほしいです。最初は何もかもが分からず、不安になるかもしれませんが、大丈夫です。無責任に聞こえるかもしれませんが、本当に「なんとかなります」。だからこそ、一歩踏み出すこと、そのチャレンジ自体が何より大切だと思います。


