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セブ島(フィリピン)短期留学(英語学校)体験談
経営情報学部 S.K. (2025年春休み)
2025年10月20日
■短期留学に参加した目的
私がこの短期留学プログラムに参加した一番の理由は、「手頃な費用で英語に挑戦できる」ことでした。出発前は、正直「英語をうまく話せないのが不安」でいっぱいでした。でも、セブ島の語学学校は、日本人スタッフも常駐しており、海外生活が初めてでも安心して参加できました。
また、セブ島は日本から近くアクセスがしやすく、発音指導も丁寧。自分のレベルに合わせて、少しずつ「話す練習」ができる環境でした。
■参加したプログラムの良かった点
セブ島での短期留学で一番良かったのは、先生たちの存在です。英語がほとんど話せなかった私にも、とても優しく接してくれて、毎日の授業が楽しく感じられました。このプログラムでは、先生と一緒に過ごす時間が多いので、自然と仲良くなれるのも魅力です。
さらに、授業の中には「スペシャル授業」と呼ばれるものがあり、歌や音楽鑑賞などレジャー要素を取り入れた内容が用意されています。私はその中で「ズンバ」のクラスに参加しました。ズンバはダンスの一種で、楽しく体を動かせる時間として多くの生徒に人気の授業です。勉強だけでなく、リフレッシュしながら英語にふれられるのが良かった点だと思います。
■現地での住まい
私は学校に併設された寮で生活していました。学校はもともとホテルだった建物を改装したもので、1階には教室や食堂などの共有スペースがあり、2~5階が寮として使われています。
部屋にはベッドや机のほか、小型の冷蔵庫やエアコン、ユニットバスも備え付けられていて、生活に必要なものは一通りそろっていました。エアコンは少し弱めだったので常につけておかないと暑かったのですが、それ以外は快適に過ごすことができました。
■留学生活、ある日のタイムスケジュール

■留学前と後の変化
留学を通じて一番変わったと感じたのは、リスニング力です。英語を耳にする時間が増えたことで、以前はわからなかった単語が自然と聞き取れるようになりました。渡航前と比べて、英語力測定テスト(CASEC)でもリスニングのスコアが大きく伸びていました。
また、フィリピンでの生活を通して「日本に生まれていることのありがたさ」に気づかされました。街中では貧しさから物を盗ろうとする子どもを見かけたり、夜には何度もパトカーのサイレンが鳴ることもあり、日本との違いを強く実感しました。
■留学について全体的な感想
この留学を通じて、日本ではあまり意識することが多くない貧富の差を感じる機会もありました。授業だけでなく、生活そのものが学びにつながるプログラムだったと思います。
フィリピンの人は「フレンドリー」というイメージがありましたが、実際に生活してみると想像以上に親しみやすい人ばかりでした。レストランやお店のスタッフも、いつも笑顔で接してくれます。先生たちは授業が終わったあとも気さくに声をかけてくれて、安心して留学生活を送ることができました。
■これから留学する方へのメッセージ
セブ島での短期留学は、滞在期間を自由に決めることができ、日本人スタッフも常駐しているため、初めて海外生活に挑戦する人にとてもおすすめです。安心できる環境で学べるので、不安があっても一歩を踏み出しやすいと思います。
単に「英語を学ぶ」だけでなく、海外の文化や生活様式にふれることで特別な経験ができます。英語力を伸ばしたい人はもちろん、「海外でしかできない体験をしたい」と思う人に特におすすめです。



