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カンボジア サムライカレープロジェクトを終えて
経営情報学部 男 H.A (2017年度春休み)

カンボジア サムライカレープロジェクトを終えて

2018年7月5日

今回私が参加したサムライカレープロジェクトの内容は、プノンペンのイオンモールで自分たちが企画した商品をバレンタインフェアで販売するというものでした。

そのため、自分たちでイオンモールや、プノンペンのショッピングモールの飲食店計50店舗を分析し、どういったものが人気なのかをリサーチした上で、どんな商品を販売するか考えました。リサーチの結果、カンボジア人は揚げ物(フライドポテト・チキン)や甘いお菓子などの食べ物、SNS映えするような可愛らしいものが好きだとわかりました。

そこで、私たちの班はアイシングクッキー(クッキーに着色した砂糖をデコレーションしたもの)と春巻きを試作し、カンボジアの方々に試食してもらいました。その結果、春巻きはカンボジア人の好みでないと判断し、アイシングクッキーを販売することにしました。

バレンタインフェアでは、自分たちで考えた商品に加えて、人気のある綿あめを一緒に販売しました。すると綿あめは売れ行きが良かったのですが、クッキーの方は写真を撮るだけで買わないという事態が起きました。その後、パッケージを変えて見た目を改善し、販売をイオンモールだけでなく、外で歩き売りをするなど工夫を重ねることによって売り上げを伸ばすことができました。

今回のプロジェクトでとても勉強になったのが、自分たち(売り手)が良いと思っているものが売れるとは限らないこと、分析することの重要性、そして想像していることを実行に移すことの大切さと難しさです。

二週間という短い期間ではありましたが、マーケティングに実践的に取り組むことが出来たことは、普段の大学生活ではできない貴重な経験でした。プロジェクト中に行われた就活講座では、企業の調べ方や面接でのアプローチの仕方がとても勉強になりました。

●これから留学をする方へのメッセージ
サムライカレーでは、失敗しないように取り組むのではなく、いろいろな事にチャレンジした方が楽しいです。


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