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済州漢拏大学 交換留学報告
経営情報学部 女 Y.H. (2021年度秋学期)

2022年8月3日

■交換留学に参加した目的
交換留学(済州漢拏大学)を選んだ理由は、幼い頃から韓国に留学に行くのが夢で、将来韓国に関わる仕事に就きたいと思っていたからです。大学1年生の時、「済州平和フォーラム研修」に参加した際、済州漢拏大学の学生と交流し、済州漢拏大学に留学したいと思いました。韓国人と関わることによって、様々な考え方や価値観に触れられると考えていました。

■参加したプログラムの良かった点
多摩大学と済州漢拏大学が密接な親しい関係だったので、コロナ禍で留学生の受け入れが厳しい大学が多い中、快く受け入れてくださり、困ったことがあってもすぐに助けてもらえました。1年くらい滞在したかったです!

■留学前の準備
留学に行く前に、TOPIK(韓国語能力試験)を受験しました。さらに、現地で韓国人の方とスムーズに会話できるようにするため、多摩大学の韓国人留学生と週に1回ZOOMを使って日常会話を練習しました。

■自由時間や休日の過ごし方
休みの日はルームメイト(多摩大生)と観光したり、日本語学科の学生と一緒に遊びに行きました。

■現地での住まい
留学中は大学寮に住んでいました。寮は女子寮と男子寮に分かれています。寮には留学生も韓国人の学生もいました。2人部屋、もしくは4人部屋を選択することができ、ルームメイトは選ぶことができず、契約したら部屋が決まる方式でした。トイレ、シャワー、キッチン、冷蔵庫は共有でした。午後10時が門限で10時になると点呼があります。その他は外泊届を提出しなければなりませんでした。

■留学前と後での変化
渡航前は積極的に行動するタイプではありませんでしたが、留学先で様々な問題を解決していく中で、自分から積極的に行動するようになりました。何事も自分自身で解決していく力を身に付けられました。語学力は聞き取ることはある程度できていましたが、話すことに自信がありませんでした。しかし、留学を通して、スムーズに会話をすることができるようになりました。様々な韓国人の方と触れ合い、価値観が広がったように感じます。

■留学について全体的な感想
留学中は、環境の違いや文化の違いで大変だったこともありますが、非常に楽しかったです。留学しなければ、絶対に経験できなかったことや出会えなかった人達もいるので自分の人生において最高の財産になったと感じています。今回の留学で、価値観が変わったり、ものの考え方が変わったりと、人との出会いが自分に対して大きな影響を与えることが分かりました。今後も人との縁を大切に様々な価値観に触れ理解し、受け入れていきたいと思います。

■これから留学する方へのメッセージ
留学経験やそこでの出会いが一生の財産になると思います。留学は勇気のいることだと思いますが、自分の中で何か変えるにも非常にいい機会ですし、貴重な経験になると思います。留学に行って得るものだけでなく、出発前の準備過程でも自分の経験になることがあります。社会人になったらなかなか海外旅行もできないですし、若いうちにできることだと思うので、ぜひ挑戦してください。

〔担当教員からのコメント〕
2021年度秋学期の交換留学生であるY.H.さんは、韓国語、韓国ビジネスコミュニケーションの授業を誠実に受講し、ゼミでも韓国関連の学習や研究等の事前準備を十分行ったうえでの留学だけに、体系的な学習成果と人生における有意義な経験ができたと思います。就職内定も語学を活かせる職種に決まっただけに、今後の活躍が期待されます。ゼミ教員として現地大学の交換留学生受け入れ担当教授とは緊密な連絡を取っており、Y.H.さんへの親身になっていただいたサポートに大変感謝しております。


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