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台湾留学で成長したこと(台湾 開南大学)
経営情報学部 男 H.I. (2019年度秋学期)

2020年2月4日

私は、卒業前の一学期を利用して、台湾の開南大学で交換留学を経験しました。

4ヵ月弱と短い期間でしたが、自分自身で成長できたと感じられる点がいくつかあります。

まず、中国語が以前より話せるようになりました。日本では、中国語の授業を履修していましたが、実際に話す機会はほとんどありませんでした。 留学中は、クラスメートが話す生の言葉に触れることにより中国語を学ぶモチベーションも高まりました。 台湾の友人もできて、テスト前には、自分が書いた中国語の文章が正しいかどうかのチェックをしてもらいました。留学生のなかには、放課後、部屋に引きこもる人もいましたが、私は積極的に外に出て、買い物をしながら台湾人の店員さんと中国語を話し、彼らの言葉を聞きとり、現地の人々とできるだけ多くコミュニケーションを取るように心掛けていました。

また、語学力だけではなく、寮で家族以外と初めて長時間日々過ごすことによって、協調性を養うことができたと感じています。寝る際に電気を消すタイミングや、動画を見ている時の音声など、周りの人の気持ちを考えて、行動に移す力を身につけることができたと思います。

さらに、行動力も向上したと思います。一人でも、自分の興味のある場所に行くことが出来ました。留学生活が始まってすぐの頃、九份という台湾で有名な観光地に行きたかったのですが、ルームメイトを誘っても興味を持ってもらえず、台湾人の友人も子供の頃によく行っていたとのことで、付き合ってくれませんでした。それまでの自分は、ここで諦めてしまうのですが、せっかく台湾に来たのだからと、一人で行くことに決めました。行き方を調べ、途中、道を聞きながら、無事現地に到着することができました。帰りも、現地の観光客にバス停の場所を聞き、寮まで戻ることが出来ました。「私は日本人です。」と中国語で話すと、丁寧に優しく教えてくれる姿勢に感動しました。 日本では、怯んでしまう一人旅でしたが、思い切って一歩踏み出したことで、自分に自信がつきました。

【留学中に撮影した思い出深い写真】


台湾で一人旅 九份での一枚
友人を誘ったものの一緒に行ける人が見つからなかった
ため、一人で九份へ向かいました。一人旅だと、共感
できる人がいないことが寂しい一方、自由気ままに行
きたい場所に足を運ぶことができ、効率的に時間を使
うことができました。


台湾で二人旅 十份での一枚
九份に一人旅をしたときは、留学生活がスタートしてす
ぐでしたが、今回は、留学生活も軌道に乗り、友人関係
も広がり、新しくできた日本人の友人と出かけました。
彼は、台湾生活が長く、中国語で色々な人とコミュニケ
ーションを取ることができたので、とても頼りになりま
した。筆でランタンに願い事を書き、ランタンの中に火
をつけて飛ばすと願いが叶うという台湾独特の文化に触
れることができました。とても貴重な経験でした。


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