2018年7月5日

私は、日本では積極的に人と関わるのが苦手で、留学が決まった時も、自分ひとりでなんとかしなきゃと覚悟を決めていました。発音やインターネットでどうにかなる！と思っていましたが、実際はどうにもなりませんでした。発音練習・リスニング・会話は自分だけではどうすることもできず、現地の学生にたくさん助けられました。私は、日本から留学に来ている人達とは、自分の判断で、仲良くすることが無理だと感じることが多く、でも私よりも半年前に台湾留学に来ているのでいろいろ相談しようと思いましたが、やはり人と関わることが苦手な方が勝ってしまい、自分と同じような留学生を探していました。

台湾では、日本人の友達よりも台湾の友達を増やせるよう日本語学科の1年の授業を受けて、日本語をあまり理解していない子たちと一緒に過ごして中国語を話す機会を増やしました。簡単な文法を使って会話をしていましたが、現地の学生たちが日本語で分からないことを説明しようとすると、説明の仕方や違いをどう説明したらいいのか分からず苦労しました。改めて日本語の勉強になった気がします。

喋るのが下手でも発音が間違っていても、その場で訂正したり、こういう風に言うんだよと教えてくれたりしたので、とても良い語学の実践経験になったと思います。これからは、筆記では分かってもリスニングとなると弱いので、リスニングと発音をもっと上達させたいと思っています。今後は検定5級以上を目指し、スラスラ話せるようになるという目標に向かって頑張りたいと思います。

●これから留学をする方へのメッセージ
自分からどんどん話しかけに行ってください。あまり喋れなくても簡単な文法で喋ろうと努力して下さい。海外ではどうしても不安になって日本人の留学生たちと集まってしまいますが、なるべく現地の学生たちと行動するようにしてください。授業では習わないような言葉の使い方など様々なことを学ぶことができます。自信がなくても、間違ってもいいのでどんどんチャレンジしてください。自分はもっと現地学生たちと出かけておけば良かったと後悔したので、たくさん出かけてよい思い出を残してください。