～地域のレジリエンスに
貢献する大学を見据えて～
～地域のレジリエンスに
貢献する大学を見据えて～
多摩大学は２０２４年度に開学35周年を迎えました。地域に密着した大学であり続けたいと思い、35周年を機に地域のレジリエンス（耐久力）に貢献する大学としてもう一歩踏み込みたいと考えています。
4つのプレートの上にある日本は、地震から免れることはできません。これまでの大地震で「水」「電力」「食料」「避難所（トイレ）」が緊急時に必要なことを我々は目の当たりにしました。
多摩市と連携して多摩大学が果たすべき役割を考え、実装に向けて真剣に取り組んでいます。
多摩大学に隣接する
多摩大学の敷地に隣接する多摩市の「応急給水拠点」では、大地震のときに、安心安全な飲み水を配給します。
太陽光パネルを利用した
再生可能エネルギーを利用した電力を蓄電し、災害時に避難者の方々に提供できるようにします。
多摩大学が多摩市の
食料・飲料水などは多摩市が用意・運営します。
多摩大学の近隣に尾根幹線道路があるため、多摩市の備蓄品を滞りなく運ぶことができます。
多摩大学大教室には、独立の給水槽（6,000リットル）があり、収容した900名に3日間対応できます。
避難所での衛生面として、消毒が出来る除菌用品を1,000人分完備します。
災害時に学生の連絡先、保証人の情報などを取り出せるようにするための災害に強いサーバーを用意します。
災害時にソーラーパネルで発電した電気を使ってスマホやPCの充電ができるようにします。
災害時の調理用品とかまどの設置を行います。
多摩大学の防災関連科目として「防災学概論」を新規開講します。
ドローンを活用し、平時と災害時をAI画像認識により被害状況を自動認識する研究・教育を行います。
2024年2月19日、多摩大学・同大附属聖ヶ丘中学高等学校は多摩市と「災害時における避難所等施設利用に関する協定」を締結。本協定により、大規模災害時には、多摩大学の施設の一部が指定避難所として活用されるとともに、災害の危険から逃れるための指定緊急避難場所としても利用されます。
多摩大学は、地域の防災拠点としての役割を担い、多摩市と連携しながら災害時の安全確保に貢献していきます。
最新の防災情報をリアルタイムで通知。災害発生時に迅速に情報を取得したり、安全な避難場所をいち早く確認できます。
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