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「府中インターユニバーシティ2007」で 多摩大学望月ゼミ学生チームが奨励賞受賞

[2007年8月1日]

 2007年7月16(月)〜21日(土)に開催された府中建築文化フォーラム主催「府中インターユニバーシティ2007」で多摩大学経営情報学部望月照彦ゼミの2つの学生チームが見事奨励賞を受賞した。「府中インターユニバーシティ2007」とは府中市の今後の発展のためにはどのような可能性あるいは検討すべき課題があるのかを、意見交換し、提案発表するというもの。

 望月ゼミは地域に貢献する企業家育成をめざして、関東の自治体のまちづくり構想をテーマに毎年、研究・提言を行い、多方面から注目を集めている。今年の「府中インターユニバーシティ2007」には2チームが発表を行った。

 ゼミ長を勤める青木祐太君(経営情報学科3年)のチームのテーマは「リバイタル産業でまちおこし」。リバイタルとはRevitalizeとVitalを組み合わせた、心身を再生させ、活力を与えるという意味の造語。府中の歴史的象徴である、大国魂神社を中心に、市民や市外から来た人と街とが相互に活力を与えあうことの出来る町作りを考えた。具体的には”はちみつ”を府中の名物として市民ファンドを作り、市民中心で運営していくというもの。「他大学はハード面での提言が多い中、望月ゼミは経営情報というソフトの面から既存の発想にとらわれない提言ができました。それが評価につながったと思いますが、一方で伝えきることが出来なかった事は反省点です。今後はもっとその部分を鍛えたいです」と青木君は語った。

 安居淳君(マネジメントデザイン学科2年)のチームのテーマは「メルカートシティ府中」。メルカートとは市場の意味で駅前に市場をつくり、慢性的な放置自転車の解決と街の活性化を提言。「2度のフィールドワークで大国魂神社と駅から続くケヤキ並木が印象的でした。一方で放置自転車が目立ち、せっかくの景観が雑然としてもったいないと思いました。そこで、望月先生に相談したときに市場(メルカート)というキーワードが出てきました。当日は一番最初の発表ということもあり、とても緊張しました。今後のゼミ活動を通じてプレゼンテーション能力を鍛えていきたいです。」と安居君は語った。

 

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