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プロジェクトK NHK大学ロボコン第1次選考を通過

[2007年2月8日]

多摩大学「プロジェクトK」チームがNHK大学ロボコン2007の第一次選考を見事通過した。多摩大学は2002年のNHK大学ロボコンにも出場し、決勝戦では特別賞を受賞している。今回のチームは出原ゼミナールのゼミ生が中心となっている。
今回のロボコン出場の発起人で代表の木村彩乃さん(経営情報学科2年生)は出場のきっかけについて「小さい頃からロボコンに興味がありました。多摩大学が以前ロボコンに出場していることは知っていました。2年生になって出原ゼミに入り、是非出場したいと出原先生にお話ししたらすぐにメンバーを集めてスタートしました。全てが新しい発見でとても楽しいです。」と話す。現在は2次ビデオ審査のために実際のロボットを作成している。春休みに入って日曜日を除くほぼ毎日メンバーと共にゼミ室に集まり、出原先生と一緒にロボット製作に没頭している。
戦略上の理由からロボットの特徴や詳細は公開できないとのことだが、「DRACOS」(Dynamic Reactions of Adaptive,
Conditional, and Optimized Strategy) というオリジナルのシステムを構築し、「ハードウェア勝負を挑む相手」に対して「ソフトウェア勝負に持ち込み勝利する」というアプローチで対戦相手を撃破するという。
出原ゼミは毎年IVRCというバーチャルリアリティのコンテストでも毎年高い評価を受けている。2003年にはフランスのラバルバーチャルにも出展するなど多方面からも注目を浴びている。理系大学が名を連ねるコンテストやロボコンに文系大学である多摩大学が何故高い評価を受けているのか。それは”ゼミ中心大学”だからである。学生がやりたいという”想い”を先生が徹底的にサポートする。そんな姿が大学のあちこちで見られるからこそ様々なアイデアや技術が生まれてくるのだろう。
4月のビデオ審査に通過すると次は6月の決勝戦である。今後も出原ゼミの「プロジェクトK」の活動に注目したい。

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製作を行う木村さん(中央)出原先生(手前)

関連情報
出原ゼミホームページ
NHK大学ロボコンホームページ

 

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