卒業生Interview
徹底分析。多摩大の志

机の上だけでは学べない実際のビジネスを海外インターンシップで学ぶ。

profile

2011年3月多摩大学グローバルスタディーズ学部卒業。2011年4月にアイリスオーヤマ株式会社に入社。営業部や貿易部を経て、現在は、関東営業部に所属。主力商品の照明や家電を大手ホームセンターに販売する仕事を担当している。営業の現場でビジネスの基礎を学び、将来的には、海外への販路拡大に携わる業務に就きたいと考えている。

学生時代に取り組んだこと

小学生時代の5年間をフランスで過ごしたこともあり、海外のことはある程度知っているので逆に日本の文化をもっと学びたい。多摩大学グローバルスタディーズ学部を選んだのは、そんな思いからです。実際に入学してみると私と同じように海外生活を経験した学生も多く、日本という地に足を着けながら、国際感覚を磨いていく環境が揃っていることに驚きました。大学の4年間にはサッカーサークルの立ち上げや、モンゴルに家を建てるボランティアなど、充実したキャンパスライフを送りました。なかでも寺島学長のインターゼミでは、サブ・カルチャーを通しての観光資源化としての可能性の研究に熱中しました。また3年次に参加した1カ月間のアメリカでの海外インターンシップはとても印象的でしたね。現地にあるIT関連のソフト・ハード全般を扱う商社に所属。シカゴで行われた大きな展示会で、ひとりでサンプルを集め、商談を行いました。英語には自信がありましたが、ビジネス英語の違いを実感。実践として働くことを体験するとともに、実際に働くことの難しさも知ることになりました。

学生時代に取り組んだこと

社会人になって想うこと

海外インターンシップを経験したことは、入学時の目標から少しずつ異なる方向へ流されつつある自分に気づかせてくれました。ですから就職活動時は、改めて「海外に携わる仕事をしたい」という入学したときの目標を実現できる企業を中心に回りました。最終的には出身の宮城を拠点としている企業ということもありアイリスオーヤマに入社。現在は、営業部で大手ホームセンターに照明や家電を売り込む仕事をしています。この部署に移る前は貿易部に所属していましたが、実際のビジネス経験が少ないため、ビジネスのスピードについていくことができませんでした。これは人生において初めての挫折でした。英語とフランス語には自信がありましたが、語学だけではダメ。会社と相談して、再び営業部でビジネスについて幅広く学んでいるところです。将来は海外に販路を広げていく仕事をしていきたいと思っています。多摩大学で身につけたものは国際感覚だけではなく、夢を実現していくための原動力かもしれません。その原動力を「志」と考えている人は多いのかもしれませんね。

社会人になって想うこと

思い出の一枚

海外インターンシップ
海外インターンシップ

海外インターンシップでお世話になったI.T.A .,Inc.での一枚。総合商社で活躍した方が米国で独立して立ち上げた機械系の商社で、今では全米はもちろん、広く世界的にも有名です。現在の社長は日本人の息子さんで、まだ40才代。忙しい仕事をこなしながらもゴルフやトライアスロンもやるパワフルさに圧倒されました。その一方で起業して事業を育てていくことの厳しさと難しさを実感できた1カ月でした。

コレが私のマストアイテム

2冊の手帳
2冊の手帳

学生時代にメモを取る習慣がなかったためか、社会人になってから忘れやすいことに初めて気づきました。いまはこの2冊のメモ帳が欠かせない存在になっています。ブラックは重要なことを書きとめ、オレンジは、その日にやらなければならないことを書いています。2冊を使い分けていくことで、入社時のときのようなミスは減ってきました。さらにフランス製ということで子ども時代を過ごしたフランスを思い出すアイテムでもあります。

  ご登場いただいた方々の所属や肩書きなどは取材当時のものです:このインタビューは2013年9月に実施いたしました

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