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第9回「グローバルスタディーズ学部3年 中村梨乃さんの志」

PROFILE:中村梨乃(なかむら・りの)
多摩大学グローバルスタディーズ学部3年

 

普段の授業が、留学と同じクオリティ

―中村さんが多摩大学に進学することを決めた理由を教えてください

第9回「グローバルスタディーズ学部3年 中村梨乃さんの志」

高校生のとき、担任の先生に多摩大学を紹介していただいたことがきっかけです。特にグローバルスタディーズ学部の先生方が、アメリカやカナダだけでなくアジアやその他の地域からもいらっしゃっていることに興味を持ちました。

また、すべて英語で授業を行う点も魅力的でした。高校で国際語科に所属し、国際関係を学んでいた私にはうってつけの大学だと思ったのです。

―グローバルスタディーズ学部に入学した当初は、どのような印象を受けましたか?

初めは授業についていくだけで精いっぱいでした。英語を聞き取ることの難しさはもちろん、毎日のように課題が出るのでかなり苦労しました。

しかし授業では数多くの友人に恵まれ、お互いに協力しながら乗り越えました。勉強に対するやる気が高まったうえに、まるで留学しているような感覚になりました。

―中村さんはどんなゼミに所属しているのですか?

私は寺島実郎学長主宰のインターゼミに参加しています。
インターゼミには「多摩学」「アジアダイナミズム」「サービス・エンターテインメント ディズニー」「震災と日本再生」の四つのグループがあります。私は東日本大震災をとりあげた「震災と日本再生」に所属しています。

―それぞれのグループを簡単に説明していただけますか?

「多摩学」は、多摩地域の街づくりや歴史など、地域に根ざした研究をしています。「アジアダイナミズム」は、中国、韓国、日本を中心とした東アジア研究です。「サービス・エンターテインメント ディズニー」は、経営論や従業員のマネジメントについて取り上げています。
そして「震災と日本再生」では、宮城県の水産業に着目し、産業を復興するというテーマを掲げて研究しています

―インターゼミで一番印象に残ったことを教えてください

私はつい最近まで、荒廃した街や設備を再建することが復興だと思っていました。しかし実際は、震災で職を失ったり、働くことができなくなったりした人たちの問題を解決しなければ本当の復興にはならないのです。
働くことができなければ、私たちは衣食住をまかなうことはできません。この事実を痛感するとともに、真に「産業を復興する」という考え方を知ってとても刺激を受けています。

海外の良さを知り、日本の強みを知る

―中村さんが好きな授業は何ですか?

私は日本の伝統や歴史、美術史を学ぶ授業と、人種や世界の宗教儀式などを取り上げる文化人類学の授業が好きです。

―中村さんが2011年の夏に参加した海外インターンシップについて教えていただけますか?

私はシンガポールにある竹中工務店の事業所でのインターンシップに参加しました。
シンガポールは地震がないため、日本に比べて建物のデザインに制約がありません。発展著しい国だけあって、あちこちで工事をしていました。

私は海外で働くことも考えているのですが、実際にシンガポールで働いている方たちとお話しできてとても勉強になりました。

―インターンシップに参加し、考え方が変わったことがあれば教えてください以前はすぐに海外で働きたいと思っていましたが、今は国内で力をつけてから海外で活躍したいと思うようになりました。

今回のインターンシップで海外の良さを体感するとともに、改めて自国の文化や日本企業の強みを知ることができたと思います。

―最後に、この番組を聞いている高校生に向けてメッセージをいただけますか?

大学選びには悩みがつきものですが、重要なことは大学に入ってから何をするかではないでしょうか。
受験勉強で苦しい時期だと思いますが、学んだことは大学に入ってからも生かせるはずです。

英語が大好きな人や、国際情勢に興味がある人にはグローバルスタディーズ学部がおすすめです。私自身、世界や自国の文化を学んで広い視野を持つことができたと実感しています。

そしてみなさんも自分で時間をマネジメントし、大学生活を思いっきり楽しんでほしいと思います。

(了)