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第7回「経営情報学部4年 北辻巧多郎さんの志」

PROFILE:北辻巧多郎(きたつじ・こうたろう)
多摩大学経営情報学部マネジメントデザイン学科4年

 

Tamauniで多摩市を活性化させる!

―北辻さんが多摩大学を選んだ理由を教えていただけますか?

第7回「経営情報学部4年 北辻巧多郎さんの志」

予備校の小論文の授業でビジネスについて調べたことがきっかけです。当時は空間デザインに興味を持っていたのですが、社会の問題を自らの力で解決するビジネスも面白いのではないかと思ったのです。

それまで受験勉強ばかりしてきた僕にはとても新鮮でした。社会問題解決型のビジネスを深く学びたいと思って出会ったのが多摩大学でした。

―北辻さんが代表を務めるTamauniが誕生した経緯を教えてください

僕が所属する野田ゼミで何かプロジェクトを企画しようと考えていたところ、多摩市とつながりのある松本祐一先生が多摩市主催の「せいせき多摩川花火大会」の来客調査という案件を持ってきてくださいました。

ところが野田ゼミは組織論を研究しており、調査が専門ではありません。もちろんできないことはないのですが、自分たちの専門性を生かせるように工夫したいと思いました。

そこでデータ分析が専門のゼミをはじめ他ゼミの友人を巻き込んだTamauniという組織をつくり、野田ゼミの主旨に合致するプロジェクトとして発足したのです。

―他のゼミの友人を巻き込んでいくことに苦労はありませんでしたか?

多摩市から「花火大会の来客調査だけでなく、大勢の人が多摩市を訪れるリピーターになるような仕組みも考えてほしい」という依頼もあったため、ホームページがつくれるゼミやマーケティングを勉強しているゼミ、問題解決が専門のゼミなどに所属する友人を誘い、あらゆる交友関係を駆使してメンバーを集めました。

―Tamauniは多摩市にどのような提案をしたのでしょうか?

多摩市を訪れるリピーターをつくるという課題は想像以上に難しいものでしたが、フォトモザイクアートという手法を使うことで「自分が写っている写真が多摩市に飾られている」と聞けば、もう一度訪れてくれるのではないかとひらめいたのです。

とはいえ普通の写真ではつまらないので、1万人の笑顔が映った写真を素材にしてつくるフォトモザイクアートを提案し、実行しました。これが大変好評で、昨年に続いて今年(2011年)も多摩市との連携で多摩市市制40周年記念イベントの一つとして活動しています。

―2年目のTamauniの活動は、1年目とどのような違いがあるのでしょうか?

常に新しい挑戦をすることがTamauniのモットーです。例えば昨年は当時の3年生だけがメンバーでしたが、今年は1年生から4年生までが活動する組織にしました。今後もTamauniの活動が継続できる組織にしたいと思っています。

 

おもしろがり力を身に着ける

―北辻さんは以前から自分と社会を結び付けて考えることができたのでしょうか?

いいえ、かつては何も考えていませんでした(笑)ただ僕は1年浪人したことがコンプレックスで、「大学に入ってから見返してやる」とがむしゃらに勉強しました。そのなかで多くの先生方にご指導いただき、いろいろなことを身につけたのだと思います。

―普段から積極的な姿勢で授業に臨んでいるのですね

多摩大学の授業が面白かったので、単位を取るためというよりは、本当に授業が面白くて学んでいるという感じです。

―好きな授業はありますか?

広瀬一郎先生の「スポーツマーケティング論」です。スポーツマーケティングという言葉が生まれた歴史や背景はもちろん、ものごとを構造的に理解する力を養ってくれた授業でした。

広瀬先生はワールドカップの誘致に携わった経験をお持ちで、サッカーが大好きな僕は当時のお話を聞くことも楽しみでした。

―これまでの大学生活で印象的なできごとがあれば教えてください

多摩大学では友人に恵まれたと思います。僕の周囲には自分の夢や志を熱く語る友人が多く、「自分も何かしたい」と意欲がわいてきます。

多摩大学には「自分はどういうふうに生きたいのか」を探求できる環境が整っています。僕自身も多摩大学での学生生活を通して自分の人生を深く考えることができました。

―最後に、多摩大学での学生生活を充実させるためのアドバイスをいただけますか?

野田ゼミには「おもしろがり力」という言葉があります。大学生活はもちろん社会人になってからも、あえて苦手なことにトライしたり楽しいと思える要素を見つけたりする力が必要ではないでしょうか。これは多摩大学が一貫して学生に伝えていることだと思います。(了)