日本では総合的な潜在能力に期待し採用するメンバーシップ型雇用がこれまでは主流でしたが、近年、職務定義書に基づき当該職務遂行能力を持つ人材を雇用するジョブ型雇用が広がりつつあります。また、同じ学部新卒者であっても、採用時から専門能力により処遇に差をつける企業も増えつつあります。これに対応するためには、大学生が専門性や実務性の高い内容の学習機会を持つことに加え、在学中にインターンシップや専門的なプログラムを受ける機会を持つことが望まれます。
経営情報学部は、これまでも専門性の高い学習機会の提供に努めてきましたが、この度の社会の流れに対応すべく、これまでの取り組みを発展させ、新たに2コースを開設いたします。
ジョブ型人材育成コースでは、特定分野の専門教員のゼミや授業に参加し、
1学年約20名の学生を5名の教員が担当する丁寧な指導のもと、深く学びます。
また、寺島実郎学長が主宰する「インターゼミ」等のプログラムにも参加可能です。
本コースを通じ、より的確に産業や企業の問題解決に貢献し、
かつ社会変化にしなやかに対応することのできる人材育成を目指します。
これからの経済・経営に不可欠なデータサイエンスを深く学び、加えて心理学の知見をマーケティングに生かし、データ時代の経営をリードする創造的マーケターを育てます。
マーケティングデータ分析や心理学を学ぶことで、世の中の仕組みを理解してビジネスに応用することを学んでいきます。
ビジネス現場での即戦力として活躍できる人材の育成に特化したコースです。在学中のビジネス・シミュレーションの経験を通じ、イノベーターシップを備えた人材として活躍することを意図しています。
授業では、例えば本格的なシミュレーションゲームを通じビジネス、経営についての理解を深め、社会で必要な知識を楽しみながら学んでいきます。
※事業構想学科、経営情報学科いずれの所属でも選択可能です