学部・大学院
問題解決学入門
実学志向の多摩⼤学経営情報学部では、産業社会の問題解決の最前線に立つ力の育成を重視している。そのためには、各種講義や演習で学ぶ知識を組み合わせ、様々な問題にどう挑み、解決するかを修得する必要がある。
この目的から、この科目では毎回異なる教員が様々な分野のテーマを取り上げ、そのテーマに関して「問題はどこにあるか(解くべき問題は何か)」「なぜ問題となっているか」「その問題をどのように解決するか」などを、事例や方法論の立場から解説する。
2015年度
Aグループ | Bグループ | |||
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講師 | テーマ | 講師 | テーマ | |
4月9日 | オリエンテーション | |||
4月16日 | 杉田 文章 | 問題解決とは何か~余暇をめぐる問題と解決から考える~ | 杉田 文章 | 問題解決とは何か~余暇をめぐる問題と解決から考える~ |
4月23日 | 豊田 裕貴 | 『問題解決力』がなければマーケティング戦略は使えない | 豊田 裕貴 | 『問題解決力』がなければマーケティング戦略は使えない |
4月30日 | 大森 拓哉 | 騙されないための客観的事実に基づく思考法 | 大森 拓哉 | 騙されないための客観的事実に基づく思考法 |
5月7日 | 大森 映子 | 観光資源の保護と継承― 「修復」をめぐって | 大森 映子 | 観光資源の保護と継承― 「修復」をめぐって |
5月14日 | 安藤 美冬 | コミュニティづくりが時代のセーフティネットになる | 安藤 美冬 | コミュニティづくりが時代のセーフティネットになる |
5月21日 | バートル | 中国経済と日中関係の現状・課題 | バートル | 中国経済と日中関係の現状・課題 |
5月28日 | 金子 邦博 | 問題を解決するのは、誰なのか~『幸せな売り場のつくり方』を元に~ | 金子 邦博 | 問題を解決するのは、誰なのか~『幸せな売り場のつくり方』を元に~ |
6月4日 | 村山 貞幸 | 問題との格闘が社会人基礎力を身につけさせる ~膨大なイベント企画・運営を通じた村山ゼミの取り組み~ |
村山 貞幸 | 問題との格闘が社会人基礎力を身につけさせる ~膨大なイベント企画・運営を通じた村山ゼミの取り組み~ |
6月11日 | 飯田 健雄 | 飯田 健雄 | ||
6月18日 | 金 美徳 | アジアの問題を解決する | 金 美徳 | アジアの問題を解決する |
6月25日 | 久恒 啓一 | 図解思考を用いた問題解決の軌跡 | 久恒 啓一 | 図解思考を用いた問題解決の軌跡 |
7月2日 | 増田 浩通 | 社会シミュレーションの可能性 | 増田 浩通 | 社会シミュレーションの可能性 |
7月9日 | 下井 直毅 | 下井 直毅 | ||
7月16日 | 志賀 敏宏 | 問題は何か、チームで継続して考えているか、事実を見ているか |
志賀 敏宏 | 問題は何か、チームで継続して考えているか、事実を見ているか |
2015年度 問題解決学入門Ⅱ 春学期 日程表
Cクラス | Dクラス | |||
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講師 | テーマ | 講師 | テーマ | |
4月8日 | オリエンテーション | オリエンテーション | ||
4月15日 | 金子 邦博 | 「幸せな売り場のつくり方」を考える | 清松 敏雄 | バイアスについて |
4月22日 | 今泉 忠 | ビールの売上げを予測するにはどうすればいいのか ~データサイエンスから~ |
久保田 貴文 | 統計データの視覚化で問題解決 |
4月29日 | 梅澤 佳子 | 日々の生活を大切に~どんな商品があったら日々楽しいか~ | 杉田 文章 | 問題解決とは何か 余暇をめぐる問題と解決から考える |
5月13日 | 齋藤S 裕美 | コミックマーケットからみる著作権 | 椎木 哲太郎 | 社会・経済問題の解決に経済学はどう貢献してきたか |
5月20日 | 中村 有一 | 集団的知能とICTによる問題解決 | 増田 浩通 | 問題解決のための社会シミュレーションの可能性 |
5月27日 | 栢原 伸也 | 赤字事業の問題解決 | 中庭 光彦 | 政策プランナーが考える都市に魅力を生み出す方法:観光コミュニティデザインのすすめ |
6月3日 | 村山 貞幸 | 企業が求める人材とは | 浜田 正幸 | 問題解決技法 |
6月10日 | 小林 英夫 | 問題解決:キャリアデザインの観点から | 志賀 敏宏 | 問題は何か、錯覚していないか、事実を見ているか |
6月17日 | 諸橋 正幸 | プロジェクトを成功させるための秘訣 | 出原 至道 | 出原ゼミの問題解決〜4つのメッセージ |
6月24日 | 松本 祐一 | 問題解決には「構想」が必要 | 奥山 雅之 | ロジカルシンキングvsラテラルシンキング |
7月1日 | 巴 特 尓 | 「老いていくアジア」と日本企業の役割 | 金 美徳 | アジアの問題・課題を解決する |
7月8日 | 久恒 啓一 | 図解思考を用いた問題解決の軌跡~私の問題解決人生~ | 樋口 裕一 | 言葉の力 文章の力 |
7月15日 | 酒井 麻衣子 | 問題解決とマーケティング | 大森 拓哉 | 騙されないための客観的事実に基づく思考法 |
7月22日 | 安田 峰俊 | 軍人になれなかった私 |
中澤 弥 | 幽霊・妖怪は存在するか |
過去の問題解決学総論
海外活動英語コミュニケーション
2015年度春学期より、多摩大学経営情報学部は、アクティブラーニングの一環として、大学の「グローカル」ポリシーの核となる革新的な授業、「海外活動英語コミュニケーション」を開始しました。
この授業は、産業社会の最前線で活躍する現役ビジネスパーソンや外交官をゲスト講師に招き、その方の仕事に対する考え方や姿勢、その企業の強みや特徴、世界や地域にどう目を向けているかを中心に、日々のビジネス現場の生き生きとした体験を語る、というものです。また、講師の方は毎日仕事をする中で英語をどのように使っているかという『実体験』も語り、単なる語学の勉強ではない生きた英語の活用法、勉強法なども学生に伝えています。ゲスト講師の企業から提供を受けての試食や試飲を含めた商品開発体験、学外での諸研修・見学、鑑賞会なども組み込まれた画期的な授業です。
授業中、学生はグループディスカッションを行い、講師と質疑応答、授業後は食事をしながらの交流なども行います。
授業予定
日程 | 講師 | 内容・テーマ | |
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1 | 4/9 | オリエンテーション | 講師自己紹介 |
2 | 4/16 | ギリークラブ主宰 渡辺幸裕氏 | 真の国際化とは自分の国を知ること サントリーでのビジネス現場体験 |
3 | 4/23 | 三井不動産 商業施設本部 村田麻未氏 | 商業施設デベロッパーとしての人気飲食店誘致と商業施設での開店までの流れ |
4 | 5/7 | 旭酒造株式会社(獺祭) 代表取締役社長 桜井博志氏 | 旭酒造の差別化戦略とこだわりの日本酒造り 獺祭に注ぐ熱意とグローカル戦略 |
5 | 5/14 | 小久保製氷冷蔵株式会社 マーケティング本部 販促業務推進部 駒田由香氏 | 菓子商品開発
製氷会社がなぜ菓子類の製造を始めたか。 国内・海外での原料調達と独自の製品開発戦略。 |
6 | 5/21 | メゾンカイザー 木村周一郎社長 | パン、海外展開 |
7 | 5/28 | 劇団四季 田中浩一取締役 | エンタメ・ビジネス |
8 | 6/4 | 外務省1 | 外交講座 北米 |
9 | 6/11 | 外務省2 | 外交講座 南米 |
10 | 6/18 | 外務省3 | 外交講座 東欧 |
11 | 6/15 | 一保堂茶舗 狩野憲一取締役 | 日本茶試飲 |
12 | 7/4 | 歌舞伎観劇会 | |
13 | 7/9 | 玉川堂 玉川基行社長 | |
14 | 7/16 | 榮太樓總本鋪 細田正巳常務 | 和菓子試食 |
15 | 7/23 | 最終講義 総括&発表会 |
講師・内容は変更の場合があります。
第1回 三井不動産株式会社 商業施設本部 商業施設営業部 村田麻未氏
商業施設デベロッパーとしての人気飲食店誘致と開店までの流れ。見込んだお店をどう口説いて商業施設に出店してもらうか、という生き生きとした現場体験。
村田麻未氏 授業風景
授業後の学生との懇談
第2回 旭酒造株式会社 代表取締役社長 桜井博志氏
国内外で高い評価を得、海外の航空会社でも提供されている名酒「獺祭」の酒造りの思想。四季醸造、原料となるお米(山田錦)の栽培ノウハウ、製造における独自のマニュアル化と数値化、世界の中での日本文化のポジション作り、など桜井社長でなくては語れないオンリーワンのビジネス戦略。
授業前の懇談風景
桜井博志氏 授業風景
