卒業生Interview
徹底分析。多摩大の志

幅広く興味を持って、新しいアイデアを生み出す。その第一歩を踏み出す力を大切に。

profile

2011年3月多摩大学グローバルスタディーズ学部卒業。2011年4月に国際物流の内外日東株式会社に入社。入社後は管理部人事研修チームに配属され、新卒採用業務に従事しながら、多忙な日々を送っている。学生目線で対応すること、社内の仕事を分かりやすく伝えることをモットーに、大学訪問や説明会を精力的にこなしている。

学生時代に取り組んだこと

授業はすべて個性的で、どれも印象深いのですが、ホノベ先生のファイナンスの授業は、インパクト大でしたね。数字を苦手としていた私が、ほんとうは好きかもしれない、と変化するほど。日本語ではよく分からない貸借対照表などの専門用語も、英語で表現すると実にシンプル。英語を使って学ぶ授業の特徴が、もっとも効果的に伝わる好例でしょうか。さらに毎週行われるプレゼンでは、自分の好きな企業をピックアップして財務諸表を分析、自分なりにその企業を多面的に解説して行きます。この授業を通して、経済問題や社会全体への興味が強くなりました。最終的にはアメリカ会計の資格や日本の簿記を取得するまで熱中、得たものは計り知れません。多摩大学の学びは、幅広い興味の土台を作るきっかけを与えてくれます。さまざまなものに興味を持って、そこからいろいろなアイデアを集めて活かしていく。大学生活のなかで、じっくりと自分の将来の志を育むというのも、時代に合っていると思います。

学生時代に取り組んだこと

社会人になって想うこと

就活時は、「英語を活かす」というキーワードで活動しました。ただし、英語はツールであって目的ではありません。なので、外資系や海外勤務というこだわりはありませんでした。いまの会社に決まったのも、自分の経済意識が高まった結果だと感じています。大学時代に学んだ「まず一歩前に出ること」、新しいことにチャレンジする精神こそが、日々の仕事には大切です。この会社で、新卒が採用担当に配属されるのは初めての試みです。私に務まるのかという不安に押しつぶされそうになりました。でも悩んでいても仕方ありません。まずは一歩踏み出すことが重要です。学生と年齢が近いという強みを活かし、学生目線で接するよう心がけています。英語を活かすのはもう少し先のことかもしれません。でも海外からの電話には、すぐ応援を頼まれますが(笑)。与えられたものをこなすのではなく、踏み出して自ら行動する。その「踏み出す力」が志ではないでしょうか。

社会人になって想うこと

思い出の一枚

インターゼミの記念写真
インターゼミの記念写真

寺島学長が主宰しているインターゼミは、1年間で1つのテーマを研究するスタイル。さらにそのテーマは、年次を超えて継続されています。大学院生が中心のゼミで、内容も大学院レベルに準じています。学部生なのにMBAを学んでいるような錯覚に陥りました(笑)。授業で得たものも多いですが、参加メンバーとの人間関係がいちばんの財産。今でも交流が続いています。仕事で悩んだときはすぐメンバーに相談、心強いですよね(笑)。

コレが私のマストアイテム

貴重な名刺とカラフルな名刺入れ
貴重な名刺とカラフルな名刺入れ

社会人になると名刺はとても重要なアイテムになります。とくに採用担当の私は、大学関係者をはじめ、さまざまな方々と名刺を交換します。こうして集まった名刺は、私の貴重な財産。カラフルなケースを使い、整理・分類して保管しています。名刺交換させていただいた方とは、その後も仕事の相談や情報交換を行うなど、人的ネットワークとしてさまざまなことに役立てています。

  ご登場いただいた方々の所属や肩書きなどは取材当時のものです:このインタビューは2013年3月に実施いたしました

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