元号が昭和から平成に変わった1980年末から今日までの時代は、単に元号が変わったと言うにとどまらず、グローバリゼーションや高度情報社会の進展という世界にとっての歴史的転換期でもある。
多摩大学はまさにそういう時代の幕開けに創立された。
多摩大学の創立以来の理念は、国際性、学際性、実際性の三つのキーワードで表現される。
1.
国際性 日本は歴史上初めて、国全体が本格的なグローバル化の波に洗われている。
国内のみならず、国際社会で活躍できる人材、グローバル社会の一員として積極的な役割を果たす人材の育成が急務であるとの認識のもと、国際化のための教育カリキュラムの充実に取り組んでいる。
2.
学際性 行き過ぎた専門化の弊害を是正するため、多摩大学では学際的な研究・教育への取組を重視してきた。
「経営情報学」は、経営学と情報技術の進展が密接不可分の関係にあることから生まれた学際的な領域である。
この分野での研究・教育の実を挙げるべく、教授陣については経営学、情報分野の専門家を広く集めているのが大きな特徴である。
3.
実際性 大学に対する「象牙の塔」批判を克服すべく、多摩大学は「社会に通用する大学」を標榜してきた。
とくに、経営情報学という学問分野においては、実践的な最先端知識とアカデミックな研究の融合が不可欠であることから、教授陣については、アカデミックなキャリアを有する人材のみならず、 実業界での最先端の実績を持つ人材を数多く集めてきた。
多摩大学は、永年に及ぶ産業教育における経験を基盤とし、国際化・情 報化時代に即応して、学生に高度な外国語能力と世界に通用する教養・最新の経営知識及び的 確な情報処理能力を修得せしめ、国際的ビジネスの場で活躍できる人材の育成を目指すととも に、わが国の産業社会の健全たる発展に寄与する指導的人材を育成することを目的とする。