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多摩大学のアクティブ・ラーニング

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多摩大学は、開学当初よりアクティブ・ラーニングを実践してきた大学です。

多摩大学の実学教育は、問題解決学であり、ゼミで培ったさまざまなアクティブ・ラーニングの教育手法を講義でも展開し、学生の学びを支援してきました。この支援を加速するために、2016年度より新たに『アクティブ・ラーニングセンター』を開設し(2024年度に改組)、良質な体験型講義「アクティブ・ラーニング プログラム」を多く配置するとともに、多用なシチュエーションに対応した学修施設を用意し、学生にとって馴染みやすく快適に自習・コミュニケーション、グループワークができる環境を提供しています。


令和6(2024)年度 アクティブ・ラーニングプログラム一覧

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活動学期:通年

No. プログラム名
担当教員
プログラムの概要
1 超高齢社会の課題解決実践Ⅲ‐多摩市をフィールドとして

梅澤 佳子
【プログラムの目的】
本プログラムは「グローカル人材の育成」という寺島学長の教育方針に則り、高齢核家族・単身世帯の多い多摩ニュータウン、特に多摩市内の高齢世帯の課題解決に向けて市・企業・と連携して地域活動を実践するものである。活動を通して、
①高齢社会の現状と課題を“現場に出て”体験し理解を深める。
②地域を支える公助、互助、共助の組織について理解を深める。
③事業計画に基づくチームビルディング、マネジメントを学ぶ。
④社会人基礎力(3つの力)の向上を図る。
以上4点を目的とする。
【プログラムの内容と方法】
具体的には株式会社御用聞き、多摩市協創推進室(2024年度新組織)との連携・指導の下、多摩市内中心に下記3点を行う。
①地域福祉情報の収集②地域福祉イベント運営、コミュニティセンターイベントへの参加協力③ 高齢世帯を中心とした困り事への対応等の活動
活動については他大学メンバーも含め対面・オンラインミーティングで共有し、解決の方策を考え実践する。PDCAを回しながら地域での活動を深化させていく。
2 フットサルを通じた地域貢献イベント実施

杉田 文章
多摩大学による地域社会への貢献活動の一環として、小学生年代の児童を対象としたイベントを行っている。対象とする子供たちの範囲を広げ(たとえば競技未経験者)、児童のスポーツ体験の場を提供し、地域社会と多摩大学との接点と絆を強め、この活動を通じて、学生が向き合っている競技スポーツの価値への気づきを深め、サプライヤやスポンサーとの関係の在り方についても学ぶ場とする。また、諸マネジメント活動を通じて、プロジェクトの企画、遂行能力を養う。

活動時期:春学期

No. プログラム名
担当教員
プログラムの概要
3 CGクリエイション

彩藤 ひろみ
出原 至道
新西 誠人
菅沼 睦
他ICT関連教員数名
3DCGを自由に使いこなせるよう、目標を定め、発表できるまでにする。
基本的に週1回1コマ実施する。
4 ゲームクリエイション

彩藤 ひろみ
出原 至道
新西 誠人
菅沼 睦
他ICT関連教員数名
チュートリアル研究から始め、オリジナルゲームへの改変など、目標を定め、発表できるまでにする。
5 競技プログラミングII

出原 至道
TOPSIC / AtCoder / PG Battle を利用した競技プログラミングによって、本質的な論理思考力とコーディングスキルを向上させる。IIでは、平均的なコーディングができる学生を対象に、文章で指示された機能を解釈し、効率的で高速なアルゴリズムで実装できることを目標とする。
競技プログラミングの成果は、情報系企業の採用・新人研修で利用が拡大している。単にプログラミング言語を学ぶだけでは、意味のあるプログラムを書くことはできない。本プログラムでは、学生に、社会的に評価されるプログラミング能力を身につけさせる。学生は、毎週一度、問題の解法を持ち寄って共有する。
一般的なコーディングスキルを必要とするため、AtCoder のレーティング 200 以上の者に履修を限定する。ただし、面談などによって同等以上のプログラミングスキルを習得していると認められるものの履修を認める。
6 統計検定3級

久保田 貴文
本プログラムでは,一般財団法人である統計室保証推進協会が認定している「統計検定」の中の1つの資格である「統計検定3級」の資格を取得すべく,その基礎固めとなる統計的内容について座学で学修するプログラムである。想定する受講生は,統計検定3級取得者を目指す者であるが,座学型のALであるため,資格合格の可否にかかわらず,15回の講義および最終レポートにより単位を認定する予定である。
説明会を4月9日(火)昼休み(12:15-12:45)223教室にて行う。
テキストは「日本統計学会公式認定 統計検定 3級・4級 公式問題集(CBT対応版)」を用いる。
7 高難度中国語文および中国関係論文の教員参加学生輪読 I

水盛 涼一
バートル
中国語能力検定には世界規模のものとして漢語水平考試(中国語発音はHanyuShuiping Kaoshi、その頭文字をとりHSK と呼称)が存在する。このHSK 試験は中華人民共和国の教育部(日本の文部科学省に相当)の管下にある中華人民共和国国家漢語国際推広領導小組弁公室(略称は国家漢弁)が実施しており、世界最大規模を誇る。このうち最高難度である6 級(最低難度は1級)長文読解問題は特に難問として知られる。
そこで本プログラムでは、中国のパワーエリートむけ経済誌の時事解説記事や古典中国語(いわゆる漢文)の長文読解を輪読形式で実施していく。輪読とは、学生一人一人が輪転して読解し解釈を発表した上で互いに解釈の相違を討論する形式のアクティブ・ラーニングである。今次プログラム参加学生は、課題の高難度中国語文について事前予習として日本語翻訳および注釈付与を試み、当日に予習成果の発表を行い、参加学生による相互討論を経た上で、列席の教員が最終添削を行う。
具体的な輪読予定テキストは、現代の経済誌として『瞭望新聞週刊』(中国国営通信社である新華通訊社の系列にあたる)、また古典中国語として清代(1616 年~1912年)の『点石斎画報』(1884 年から1898 年まで毎週刊行)、『清稗類抄』(1917 年出版)といったものを予定する。なお伝統中国から続く中国文化の理解を目指しつつ、並行して繁体字(香港台湾で使用)、簡体字(大陸で使用)、常用漢字(日本で使用)への習熟を企図する。なお具体的な参加学生像として高度中国語能力獲得希望者を想定する。
また秋学期の輪読II でも引き続き清代を扱う予定である。その途次には中国人留学生の助力を積極的に仰ぐ(主には日本語能力がおしなべて高い水準にある広東財経大学からの交換留学生を想定)。
8 社会調査のための基礎知識習得とデータの活用

加藤 みずき
本講は社会調査士認定科目のA群に該当し,社会調査における基本的な内容について習得を目指すものである。
この講義は,社会調査の目的と方法についての基礎的な知識の習得を目指して実施するものである.調査の必要性やアプローチの方法,標本抽出法などのさまざまなデータ収集法について,その特性を学び,適切な調査設計を行えるようにする.
PBL型で調査の重要性や調査方法の特性について理解する.

活動学期:秋学期

No. プログラム名
担当教員
プログラムの概要
9 VR・AR・AI

彩藤 ひろみ
新西 誠人
菅沼 睦
出原 至道
他ICT関連教員数名
3DCG技術やイラスト、動画などの応用技術としてのVR(バーチャルリアリティ)やAR(オーグメンティドリアリティ)の作成に向けて知識をつけることと、AIとの連携などでユーザーインターフェースのプログラムを作成する。Unityなどのゲームエンジンを使えると作成が楽になる。
10 競技プログラミング実践

出原 至道
本プログラムは、8月から 11 月中旬(コンテストは例年 10 月下旬の開催)に実施される。 
本プログラムでは、受講生は、株式会社システムインテグレータ主催「企業・学校対抗プログラミングバトル(通称 PG Battle)に参加し、成績を残すことを目標とする。この準備のために、客観的なプログラミング能力の評価を得ることができる AtCoder Beginner Contest (ABC) による学習とレーティングの獲得を行う。
競技プログラミングの成果は、情報系企業の採用・新人研修で利用が拡大している。単にプログラミング言語を学ぶだけでは、意味のあるプログラムを書くことはできない。本プログラムでは、学生に、社会的に評価されるプログラミング能力を身につけさせる。
平均的なアルゴリズムの実装力を必要とするため、AtCoder のレーティング 200 以上の者に履修を限定する。ただし、面談などによって同等以上のプログラミングスキルを習得していると認められるものの履修を認める。
また、「競技プログラミングI」との同時履修を認めない。
11 競技プログラミングI

出原 至道
TOPSIC / AtCoder / PG Battle を利用した競技プログラミングによって、本質的な論理思考力とコーディングスキルを向上させる。Iでは、基礎的な入出力のコーディングができる学生を対象に、文章で指示されたとおりのコーディングが正確に実装できることを目標とする。
競技プログラミングの成果は、情報系企業の採用・新人研修で利用が拡大している。単にプログラミング言語を学ぶだけでは、意味のあるプログラムを書くことはできない。本プログラムでは、学生に、社会的に評価されるプログラミング能力を身につけさせる。学生は、毎週一度、問題の解法を持ち寄って共有する。
ある程度の言語知識を必要とするため、「プログラミング入門」の単位取得者を対象とする。ただし、面談などによって同等以上のプログラミングスキルを習得していると認められるものの履修を認める。
12 高難度中国語文および中国関係論文の教員参加学生輪読 II

水盛 涼一
バートル
中国語能力検定には世界規模のものとして漢語水平考試(中国語発音はHanyuShuiping Kaoshi、その頭文字をとりHSK と呼称)が存在する。このHSK 試験は中華人民共和国の教育部(日本の文部科学省に相当)の管下にある中華人民共和国国家漢語国際推広領導小組弁公室(略称は国家漢弁)が実施しており、世界最大規模を誇る。このうち最高難度である6 級(最低難度は1級)長文読解問題は特に難問として知られる。
そこで本プログラムでは、中国のパワーエリートむけ経済誌の時事解説記事や古典中国語(いわゆる漢文)の長文読解を輪読形式で実施していく。輪読とは、学生一人一人が輪転して読解し解釈を発表した上で互いに解釈の相違を討論する形式のアクティブ・ラーニングである。今次プログラム参加学生は、課題の高難度中国語文について事前予習として日本語翻訳および注釈付与を試み、当日に予習成果の発表を行い、参加学生による相互討論を経た上で、列席の教員が最終添削を行う。
具体的な輪読予定テキストは、現代の経済誌として『瞭望新聞週刊』(中国国営通信社である新華通訊社の系列にあたる)、また古典中国語として清代(1616 年~1912年)の『点石斎画報』(1884 年から1898 年まで毎週刊行)、『清稗類抄』(1917 年出版)といったものを予定する。なお伝統中国から続く中国文化の理解を目指しつつ、並行して繁体字(香港台湾で使用)、簡体字(大陸で使用)、常用漢字(日本で使用)への習熟を企図する。なお具体的な参加学生像として高度中国語能力獲得希望者を想定する。
なお春学期の輪読Iから引き続き清代を扱う。その途次には中国人留学生の助力を積極的に仰ぐ(主には日本語能力がおしなべて高い水準にある広東財経大学からの交換留学生を想定)。
13 自動運転と社会

樋笠 尭士
自動運転の技術面、事業面、国内外の実証実験、実際の自動運転の試乗体験を踏まえ、高齢化社会・ドライバー不足・交通事故減少のために自動運転技術・サービスが社会においてどのように実装されるべきかを考察する講ALプログラムである。
技術面に関しては、教員では補えない部分について、独立行政法人交通安全環境研究所の主任研究員などの招待講義・意見交換を行う。また、ソフトバンク子会社BOLDLYおよび大田区と連携し、羽田イノベーションシティにおける自動運転の実証実験(自動運転レベル4を目指す)に参画し、試乗体験や意見交換を行う。座学の回では各回で前回内容の小テストを実施する。実証実験参加実施日は、講義3回分を充当する。最終的に、実証実験参加後に、経営情報学部の立場から、ビジネスモデルとしての提言(報告書)を企業/行政に提出する。
【本ALプログラムのフロー】
①座学→②専門家と意見交換→③自動運転試乗/現場と意見交換→④ビジネス的(事業構想的)な提言を企業/行政に提出する
①→②および③→④でインプットとアウトプットの経験を積み、学修して研究したことを企業/行政に提言として公表することで、社会に良い変革を与えることを目標とする。
※なお、ゲストの都合により授業順序を入れ替えることがある。また、実証実験参加については、通常の時限とは別に行う可能性がある。
14 日本理解
※留学生用プログラム

安田 震一
日本は外国人にどう見られていたのか。この疑問点を基礎として日本の歴史をたどりながら現代の日本までをまとめた講義内容となる。この科目を履修する留学生は「日本」や「日本文化」について理解できるようになる。
プログラムは基本的には座学タイプとする。履修者の意見をまとめ1回、多くても2回まで外に出ることを検討する。
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